国の借金について 1
さて、今回の記事では、近年ずっと話題になっているいわゆる『国の借金問題』
について書いてみようと思います。
先日のニュースにて、我がニッポンには1044兆円の借金があると報道されていました。
これを国民の人口で割った一人当たりの金額にすると
国民一人当たり、実に『824万円』の借金があるそうです・・・
824万円!!!?
びっくりですよね。
『そんなに借金した覚えはないよ』
といった悲痛な声が聞こえてきそうなニュースですな。
ここで悲観して思考停止になる前に一度考えてみたいのです。
こんなに、借金した覚えはない。
その感想、ごもっともなんです。
借金といっても、国(日本政府)が借りているなら一体誰からこの巨額なお金をどうやって借りているのでしょうか?
借りている人がいるのなら、貸している人もまたいるはずです。
当たり前ですのね。
これ実は、貸しているのは私たち『ニッポン国民』なのです。
あれ?
ニュースでは国民一人当たり824万円の借金があるといっていましたね。。。
違います。
国民一人当たり824万円、国(日本政府)に貸しているんです。
オギャーと生まれた赤ちゃんも、生まれながらに824万円、貸している計です。
資産家の赤ちゃんですね。
これはどういう事か。
これは、この莫大な借金の9割を占めるいわゆる『日本国債』と日本の持つ金融資産、また『お金』という概念を見つめることによってクリアになってきます。
印象論に惑わされないように、次の記事ではさらに掘り下げて書いてみたいと思います。